2021年03月18日
葬儀のあいさつは何度も経験するものではないため、どのような挨拶をしたらいいのかわからないという方も多くいるでしょう。例えば喪主が挨拶する場合、最初に葬儀の参列と故人が生前に受けた恩に対して感謝を述べることが大切です。
そして大切な点になるのが、長話を避けて簡潔なあいさつを心がけるという点です。3分くらいを目安に全体の構成を考えることで、初めての経験でも問題なく乗り切りやすくなります。実際にどのような葬儀のあいさつにしたらいいのか迷ったら、定型文をチェックするのも1つの手です。
最初のお礼や結びの言葉は、定型文をそのまま引用しても問題ありません。中間の部分に故人のエピソードを含めることで、オリジナルで印象に残るあいさつが完成します。あいさつの内容で気を付けることは、忌み言葉を避けるという点です。
「ますます」や「いろいろ」などの同じ言葉を繰り返す忌み言葉は、不幸が重なる様子を連想させるので避ける必要があります。そして言葉遣いだけではなく、表情や声の出し方にも注意するようにしましょう。葬儀のあいさつで笑っているようだと、故人の死を喜んでいるという印象を与えます。
同じようにはっきりと話すと故人の死を悲しんでいない印象を与えるので注意が必要です。