2020年10月10日
葬儀のあいさつ、これは火葬場に向かう前に会葬者への挨拶もあげられます。喪主は大概、夫が亡くなればその妻ないし、長男が引き受けます。しかし、高齢となる奥さんの場合にはやはり代役(代理)が必要です。喪主の子どもの挨拶、遺族代表、友人代表などもあります。
例えば、「本来なら喪主であります、故人の長女より一言ご挨拶申し上げるところでございますが、只今体調を崩しておりますので、代わりまして、娘で故人の孫にあたる私からご挨拶させていただきます。」と前置きが必要になります。
本来なら、喪主が葬儀のあいさつをするのですが、時と場合もあります。想定外となる場合に、臨機応変に応えるのが葬祭ディレクターです。出棺の挨拶の例文を準備してくれます。例えば、悲しみに打ちひしがれることもあります。
「未だ、取り乱しておりますので、代わりまして私からお礼を申し上げさせていただきます」といった代表の挨拶もアリです。また、若い方が喪主を務めることも増えています。故人の友人が代表を務めることもマナー違反ではありません。「まだ若く学生の身ですから、故人と兄弟のように親しくしておりました私が代わりまして」という葬儀のあいさつもアリです。