2019年08月12日
葬儀に参列したことがある人なら知っているかもしれませんが、会場を後にする時にお清めの塩を渡されることがよくあります。いったいこれはどうやって使えば良いのかはっきりと知らないという人のために、その使い方について紹介するので参考にしてみてください。
まず最初に知っておきたいことはその意味合いです。葬儀に参列すると穢れるという考え方が日本では伝統的にあり、この穢れを祓うために塩を使うという習慣が古くからありました。使うタイミングは自宅の玄関をまたぐ前で、胸から背中、足元へと少量ずつふりかけたら最後に手でしっかりとはらい落とします。
自分一人ですることもできますが、背中は手が届きにくいため家族に頼んでふりかけてもらうことをおすすめします。この塩は必ず渡されるものというわけではなく、渡されない場合もあります。そんな時には気になるのであれば自分で用意して、穢れをはらうこともできます。
また宗教によってはこのようなお清めは必要ないと考えられていることがあります。必ずしもやらなければならない儀式だというわけではなく、気になる人はやっておくという程度で良いのではないでしょうか。あまり気にしすぎることがないように納得できる方法で対処してください。