2021年06月11日
喪主というのはお葬式を取り仕切る責任者と言える存在です。そのため、折に触れて喪主の挨拶を求められることがあります。初めての場合、何を話せばよいのか混乱してしまう人も多いのではないでしょうか。そこで、喪主が行う葬儀の挨拶の内容について紹介することにします。
まずはじめに、葬儀の参列者に対して、参列してくれたことに感謝を述べます。参列者それぞれが忙しい折に時間を作り、故人を偲んで葬儀に出席してくれているので、そのことに対して感謝の気持を述べることを忘れないようにすることです。
次に、故人の思い出などを参列者と共有することができれば良いでしょう。目覚しい業績などがあれば、それを称える挨拶を述べても、決して場違いにはなりません。その後、今後も力添えをいただけるように言葉を添えることです。
故人が亡くなったからと言って、親戚関係の縁が切れるというわけでもなく、今後も何かと付き合いは続きます。そこで、葬儀のあいさつの締めには、今後のこともよろしくお願いしたい旨をきちんと伝えておくことはとても重要です。
これだけのことを自分の言葉で伝えられれば、喪主のあいさつとしては合格です。メモを持参しても問題ないので活用しましょう。